《桃源郷》 心のふるさと・理想郷のこと。1500年前の中国の詩で、桃の花が咲き匂う谷川の奥に発見された平和な農村集落。肥えた田園や美しい池、豊かな桑畑、竹やぶが続き、犬や鶏の鳴き声がのどかに聞こえ、村人は楽しげに働き、とりわけ子どもや老人の表情が明るい 、と表現し、歌い上げた。
《信州・桃源郷街道》 信州の山ろくには、その懐深く信州の原風景とも言うべき小さな集落が点在している。訪れる人の心の内に静かな感動を揺り動かし、平和であることのよろこびや、大切に守られてきた自然のなかで生きる人々の営みがうれしく思える。 現代人が忘れてきたものがそこにはある。実のところ、そっとしておきたいと思う。だが、このままでは住む人がいなくなってしまう。 こうした村々のよさを、寄り道しながら見つけ、「こんなところに住みたいな」と思える、まさに桃源郷への旅にいざない、村の生活への回帰を呼びかけたいと思う。
長閑な田舎道に、忘れていた安息感が漂う
「信州・桃源郷街道」趣意書 2004年6月30日
1.趣 旨 私たちのふるさと信州は「住んでみたいところアンケート」で全国1位になるなど、自然環境・立地等において、大変恵まれた地域ではあるが、まだまだその魅力を充分に活かしきれているとはいえない。 また、従来の「観光」とは多くの場合、神社仏閣、温泉地、体験施設、遊園地などを訪れ、作られたものを見る、仕組まれた体験をただ行う、このように考えられ、これまでは一定の成果を挙げてきた。 しかし、人々の価値観・生活感の変化、豊かな自然の大切さ・農村ののどかな生活への懐かしさなど、人々の感情・感覚・生活環境が変遷する中で、充分な対応がとれなくなってきている。 私たちはそのような観光を「狭義の観光」と考え、そこにとどまることを新しい時代への認識不足・不適応と理解する。そして、「狭義の観光」でいう観光施設・観光地を包含した新しい「広義の観光」を『観郷』と名付け、この「信州・桃源郷街道」活動において提起したい。 そこで、佐久IC~麻績IC間を第1次として田舎みちをつなぎ、「信州・桃源郷街道」と呼称し、その実現に向けて地域・行政の枠を越えて、全国に評価される地域活性化事例として取組みたい。
2.理 念 私たちの「信州・東信地域」を、21世紀の都心近郊農村の理想郷として、人々に心のふれあいと自然の豊かさから得られる、生きる喜びを創出し、次世代に伝え、もってふるさとの発展に資することを活動理念とする。
3. 『観 郷』とは 『観郷』とは「信州・桃源郷街道」ルートとなる地域全体が一体となって、農村地域にあるありのままの自然・人々・生活文化・産業、これらに従来の観光分野も含めた、すべてのものに触れることを指し、『観郷』で訪れる人々から見た視点で発信し、都市住民や地域住民と都市農村交流を行うことを目指す。
4.活動指針 「官・民」が対等な立場で、行政を無視せず、行政の言いなりにならず、行政に頼り切らず、力を発揮し合い、お互いが参加・活動することで実現できることから取り組み、地域振興に寄与する。
5.活動内容 1) 「信州・桃源郷街道」活動を進めるに当り、常にこれまでの地域活性化活動の評価と反省を行う。 2) 地域・行政の枠を越えてルートを定め、この沿線地域の自然環境・観光施設・農業・林業・商業・芸術活動・そこに暮らす人々の生活そのものなどを一つの大きな観光資源として捉え、そこで活動する個人・グループや行政が相互に連携を取り合い、より開かれた地域を作り、農村の豊かな環境や住民と自然体で触れ合えるような条件を整える。 6.求める成果 1) 都市圏では知名度が低い「信州・桃源郷街道」沿線=上田・佐久・小県・北佐久地域の知名度が高まる。 2) 訪れる人から『ここはいい所だね』と言われ、そのことばが地域に住む人々の誇りと支えになる。 3) 農村の持っている「環境・食料・保健医療・生活」を連携して活かす。 4) 地域の振興に繋がる、農林畜産物、加工品、小売、流通、飲食、宿泊が栄える。 5) 行政区域を超える連帯感、活動内容が異なる人々の連帯感、が生まれる。 6) 次世代を担う子どもに『心のふるさと』を認識させる。 7) ヤラセでない本物の価値を評価し合う。 8) 都市圏から2時間の、この「都市圏にはない良い所」への移住、さらには企業進出を促す。 9) 訪れる人々が日常の疲れを癒し、また来てみたいと思えるような地域づくりをする。 10)地域内にあるそれぞれの資源を認識し、自立しつつ連携を図る。
7.ルート設定方法概要 1) ルートは1次として、佐久ICから麻績IC間の田舎みちとする。 2) 信州・桃源郷街道「○○の里」と呼べる集落を原則的に結ぶ。 3) 行き止まりの場所は『支線』とする。 4) 「○○の里」と呼べる集落の条件 ① 『田舎の佇まい』が色濃く残っている所 ② 車を降りて寄って行かれる『魅力ある何か』がある。 ③ 『活性化グループ・個人』が活動している。 ④ そこにいる人たちと『気軽に会話できる場』がある。 ⑤ 『信州・桃源郷街道の活動に参加する人』がいる。
8.ケータイナビ構築 1) 桃源郷街道を周知する為に構築する。 2) ホームページを立ち上げる。 3) 「○○の里」を作成し、HPおよび携帯で見られるようにする。 4) 心の交流人を優先して掲載し、順次観光分野を乗せる。
広域活性化グループ「信州・桃源郷街道」 会 長 小 林 一 郎 長野県小県郡武石村上武石1026-2 Tel 0268-85-3939 Fax 0268-41-4078 E-mail mail@murada.com URL www.murada.com 信州・桃源郷広域街道マップ2種類有ります。
信州・桃源郷街道
《桃源郷》
心のふるさと・理想郷のこと。1500年前の中国の詩で、桃の花が咲き匂う谷川の奥に発見された平和な農村集落。肥えた田園や美しい池、豊かな桑畑、竹やぶが続き、犬や鶏の鳴き声がのどかに聞こえ、村人は楽しげに働き、とりわけ子どもや老人の表情が明るい 、と表現し、歌い上げた。
《信州・桃源郷街道》
信州の山ろくには、その懐深く信州の原風景とも言うべき小さな集落が点在している。訪れる人の心の内に静かな感動を揺り動かし、平和であることのよろこびや、大切に守られてきた自然のなかで生きる人々の営みがうれしく思える。
現代人が忘れてきたものがそこにはある。実のところ、そっとしておきたいと思う。だが、このままでは住む人がいなくなってしまう。
こうした村々のよさを、寄り道しながら見つけ、「こんなところに住みたいな」と思える、まさに桃源郷への旅にいざない、村の生活への回帰を呼びかけたいと思う。
長閑な田舎道に、忘れていた安息感が漂う
信州・桃源郷広域街道マップ2種類有ります。
「信州・桃源郷街道」趣意書 2004年6月30日
1.趣 旨
私たちのふるさと信州は「住んでみたいところアンケート」で全国1位になるなど、自然環境・立地等において、大変恵まれた地域ではあるが、まだまだその魅力を充分に活かしきれているとはいえない。
また、従来の「観光」とは多くの場合、神社仏閣、温泉地、体験施設、遊園地などを訪れ、作られたものを見る、仕組まれた体験をただ行う、このように考えられ、これまでは一定の成果を挙げてきた。
しかし、人々の価値観・生活感の変化、豊かな自然の大切さ・農村ののどかな生活への懐かしさなど、人々の感情・感覚・生活環境が変遷する中で、充分な対応がとれなくなってきている。
私たちはそのような観光を「狭義の観光」と考え、そこにとどまることを新しい時代への認識不足・不適応と理解する。そして、「狭義の観光」でいう観光施設・観光地を包含した新しい「広義の観光」を『観郷』と名付け、この「信州・桃源郷街道」活動において提起したい。
そこで、佐久IC~麻績IC間を第1次として田舎みちをつなぎ、「信州・桃源郷街道」と呼称し、その実現に向けて地域・行政の枠を越えて、全国に評価される地域活性化事例として取組みたい。
2.理 念
私たちの「信州・東信地域」を、21世紀の都心近郊農村の理想郷として、人々に心のふれあいと自然の豊かさから得られる、生きる喜びを創出し、次世代に伝え、もってふるさとの発展に資することを活動理念とする。
3. 『観 郷』とは
『観郷』とは「信州・桃源郷街道」ルートとなる地域全体が一体となって、農村地域にあるありのままの自然・人々・生活文化・産業、これらに従来の観光分野も含めた、すべてのものに触れることを指し、『観郷』で訪れる人々から見た視点で発信し、都市住民や地域住民と都市農村交流を行うことを目指す。
4.活動指針
「官・民」が対等な立場で、行政を無視せず、行政の言いなりにならず、行政に頼り切らず、力を発揮し合い、お互いが参加・活動することで実現できることから取り組み、地域振興に寄与する。
5.活動内容
1) 「信州・桃源郷街道」活動を進めるに当り、常にこれまでの地域活性化活動の評価と反省を行う。
2) 地域・行政の枠を越えてルートを定め、この沿線地域の自然環境・観光施設・農業・林業・商業・芸術活動・そこに暮らす人々の生活そのものなどを一つの大きな観光資源として捉え、そこで活動する個人・グループや行政が相互に連携を取り合い、より開かれた地域を作り、農村の豊かな環境や住民と自然体で触れ合えるような条件を整える。
6.求める成果
1) 都市圏では知名度が低い「信州・桃源郷街道」沿線=上田・佐久・小県・北佐久地域の知名度が高まる。
2) 訪れる人から『ここはいい所だね』と言われ、そのことばが地域に住む人々の誇りと支えになる。
3) 農村の持っている「環境・食料・保健医療・生活」を連携して活かす。
4) 地域の振興に繋がる、農林畜産物、加工品、小売、流通、飲食、宿泊が栄える。
5) 行政区域を超える連帯感、活動内容が異なる人々の連帯感、が生まれる。
6) 次世代を担う子どもに『心のふるさと』を認識させる。
7) ヤラセでない本物の価値を評価し合う。
8) 都市圏から2時間の、この「都市圏にはない良い所」への移住、さらには企業進出を促す。
9) 訪れる人々が日常の疲れを癒し、また来てみたいと思えるような地域づくりをする。
10)地域内にあるそれぞれの資源を認識し、自立しつつ連携を図る。
7.ルート設定方法概要
1) ルートは1次として、佐久ICから麻績IC間の田舎みちとする。
2) 信州・桃源郷街道「○○の里」と呼べる集落を原則的に結ぶ。
3) 行き止まりの場所は『支線』とする。
4) 「○○の里」と呼べる集落の条件
① 『田舎の佇まい』が色濃く残っている所
② 車を降りて寄って行かれる『魅力ある何か』がある。
③ 『活性化グループ・個人』が活動している。
④ そこにいる人たちと『気軽に会話できる場』がある。
⑤ 『信州・桃源郷街道の活動に参加する人』がいる。
8.ケータイナビ構築
1) 桃源郷街道を周知する為に構築する。
2) ホームページを立ち上げる。
3) 「○○の里」を作成し、HPおよび携帯で見られるようにする。
4) 心の交流人を優先して掲載し、順次観光分野を乗せる。
広域活性化グループ「信州・桃源郷街道」
会 長 小 林 一 郎
長野県小県郡武石村上武石1026-2
Tel 0268-85-3939
Fax 0268-41-4078
E-mail mail@murada.com
URL www.murada.com
信州・桃源郷広域街道マップ2種類有ります。