2008年4月10日

●モミ種の温湯消毒を女房が

9時上田市役所観光課に行って、観光会館の隣接地の土地建物売買に関して話し合いに臨む。今日は上田市側が不動産鑑定士からの鑑定結果に基づき購入価格を提示してもらったのです。思った通りの不満のある価格提示だった。市側は更地価格で買いたいとのこと、これでは話になりませんね。売り主側は建物の評価や営業権の評価もして欲しいと願っているので全く相いれない価格でした。

売り主宅へ行って報告。案の定、上田市へは売却を断念する方向で考えを進めて行ってみたいと云われた。

10時40分、水野さんの事務所で新ほっとステイパンフの進み具合と出来上がった部分までの確認作業をする。着々と進んでいます。

11時45分帰宅し、この冬作業した寒晒し蕎麦粉を使って打ってみて、それを大高木さんと鈴木さんの3人で試食してみる。一番うまいのはやっぱり寒晒し蕎麦だった。当たり前!

2時過ぎ、丸子の伯母さんの一時帰宅について、『いこい』のケースワーカーさんと相談。12日・13日にすることになった。

この打ち合わせに行っている間に、女房が種モミ・お米の温湯処理消毒をやってくれてしまっていた。サンキュー。

夜8時過ぎに水野さんが出来上がったパンフ原稿を持って来てくれた。何回も足を運んでもらってすみませんね。もうひと頑張りです。

2008年4月 9日

●寒晒しのお酒のラベル

ほっとステイ冬バージョンパンフへの掲載情報について、各地のメンバーと連絡を取り合う。今まで進めてきたバージョンでは駄目だということが分かったので、大至急手を入れて直さないといけないので大変です。時間があっという間に過ぎて行ってしまいます。

奈良の横井先生から寒晒しのお酒のラベルの件でメールが入っていた。先生が本気になって作っていただけるとのことで、あり得ないような有り難いお話で感激です。よろしくお願いいたします。

午後長和町の山口さんの所へ行って、農作業委託料金の支払と種モミ8kgを買ってくる。その際にほっとステイの受け入れ家庭になて頂く件をお願いしてみると、良いことだから受け入れしますよと返事を頂く。お世話になりますすがよろしくお願いいたします。

もう直に味噌仕入れを行うので穀櫃から大豆を取り出し、選別や量を測る準備をする。上田の柳沢さんからも大豆10kgを頼まれているので量る。

2008年4月 8日

●他人事では困ります

パンフのマップ面の掲載資料を作成。午前中に終わって水野さんに手配する。

今私の地域でアスファルト舗装道路が剥がされ道路の下地部分の下層路盤から道路改修工事が行われていますが、事務所前の道路がどう見ても沈み込んでいておかしく、水が溜まってしまうようだ。そこで役場に電話して『前と同じように水が溜まりそううなので見に来てほしい』と担当者?に来てもらって確認をして貰う。そうしたらあろうことか『低くて水が溜まってしまうようだったら検査が通らねからいいわい。業者がやり直しをすれば良いから』とのこと。

何言っているんだ。やり直しになればみんな困るじゃないか。わかっているのだから今直しておけば良いでしょう。やり直しをすれば跡形が残って見苦しいし、上手く排水が取れないのではないか。他人事のような言い方が気になる。人のお金を使ってやる仕事、人がやった仕事としか見ていなくて、面倒くさい様子がありあり。困った職員だ。(うるさい野郎だと思われても仕方ないですね)

再度友人の市役所課長に相談。違う部署の担当者を紹介してくれ、その彼が見に来てくれ、話をしたら理解してくれ、舗装するときに対応して水がたまらないように約束してくれた。頼みますよ。

横井先生と寒晒し純米酒のラベルの件で電話で話し合い、ラベル作成を依頼する。出来上がりが楽しみですが、前もって先生にメールしてお聞きしておきました。支払うお金はいくらぐらいでしょうかと。そうしたら旅費だけでいいですよとのこと。デザイン料は不要とのことで、皆さんに協力しますと言っていただいたのです。本当にありがとうございます。宜しくお願いします。

3時過ぎ、大屋の酒井宅へ請求書を持って行く。丁度酒井さんが辛ナンバンを粉末にしているところだった。小瓶に入れた一味唐辛子を頂いてしまう。酒井さんにも差し上げてきたが、岩下宅へも顔を出し、ふるさと回帰予備校の教本を届ける。

上田の税理士事務所へ決算書類を届ける。真田菅平の宿泊施設の経理も担当していて、そこの面倒を見てくれと頼まれる。一緒に頑張りましょうと言っておいてくださいね。

帰る途中に酒井宅の奥様から再び呼びがかかったので伺う。4時20分からいろんな話しに花が咲き、お暇するのが6時を過ぎていた。遅くまでお邪魔していて済みませんでした。

2008年4月 2日

●下見のシーズンイン

8時45分、上田の地方事務所企画課の飯島さんのところに書類を提出。もう一回直して行かなければならなくなった。原因は渡された原稿に記載されていない事項を求められてしまった為。原稿通りに作って行っていけないと云われてしまえばどうにもならない。

9時20分信州銘醸さんへ立ち寄り、今度の11日から行われる上田城千本桜祭りの打ち合わせ。駐車許可証を戴き、当日の動きの確認と売り上げと取り扱い方について説明を受ける。何も心配はない体制で張り切って売り出しに参加できます。

11時30分、工学院大学付属高校の6人の先生方がほっとステイの下見に見える。最初に村内をご案内。エージェントの伊藤さんから『どこか、受け入れ家庭に立ち寄らせて戴けないですか』と急に云われ、その場で上原さん宅をご案内。

上原さん宅では、以前同じ学校の生徒を受け入れ、その際に受け入れを迷った経過を話し始め、内心どうなるかと心配になったが、新聞の投稿には受け容れて良かったとなっていたので、様子を見守る。

失礼な手紙を戴き厭になったが、受け容れてみたらどうしてこうなったかが理解でき、生徒さん達も反省したと後で礼状を戴いたので良かったですと。1時過ぎにお帰りになる。

ほっとステイの下見が多くなり始めました。今日は2校、明日は1校、明後日は1校、忙しくなりますね。

真壁さんのところへthe幸村を届ける。寒晒し作業の立役者ですから配るのが遅すぎたぐらいで『申し訳御座いませんでした』と声を掛けると『いいだよ、届けて貰うんだから。なおゴメンね』。居合わせた坂本夫妻と一緒にお茶をいただいて帰る。

5時過ぎ茅野市蓼科のアートヒルズホテルの谷本さんが見える。少し遅れて白樺湖ホテル景陽の村松さんが見える。今作り始めているパンフにホテル名を掲載して欲しいとお願いされる。今回は間に合わないが、次回発行するときに実績をみて判断しますと答える。仕方ありませんね。


2008年3月26日

●純米酒・THE幸村、納品になる

『ほっとステイ』の冬バージョンパンフの原稿作りが急務になってきています。4月3日に大阪の三船さんのところに行ってアドバイスを頂き、その週に印刷発注していかないと春の商戦に間に合わなくなるからです。これに間に合わなくては折角作っても来年になってしまいますから、営業戦略の問題になってしまいます。

10時に信州銘醸の滝沢さんが、待ちに待った純米酒『the幸村』の納品にやってくる。10時30分にトラックがお酒を積んで到着。今年の出来は当然昨年以上ですよ。改める部分は手を入れて対応していますから楽しみにしていましたが、そのお陰で色も酸度も向上しています。皆さんご賞味ください。

11時30分過ぎ、伯母さん宅の改修工事について入所先を訪問し、一時帰宅と云う形で自宅に連れ帰る。お昼をレストランで取り、歯医者にかかりたいと云うことで、電話を入れたら来て良いですよと返事をいただいたので、鹿教湯病院の歯科にかかりにゆく。

待ち時間を使って病院前のホテルへ寄り込む。知り合いの斎藤さんが運よく居たので話し込む。1時間も寄り込んだことになってしまった。悩みはどこも同じで、やるかやらないか行動をするかしないでも居られるのか、ですね。人と同じ歩調でいられるのか居られないのかを判断すれば分かることで、体力があるうちにやらないと本当に駄目になってしまいますよ、とアドバイス。

2時30分過ぎ自宅にたどり着き、工事個所の着工前の写真を撮ったり春物の着る物を箪笥から取り出したりし、4月末には帰れるのに早く帰りたいとの『里心がついていけないね』と冗談を言いながらお茶を飲んで4時に入所施設に帰る。

5時に事務所に帰り、再び冬バージョンパンフの原稿作成。夕食も済ませて仕事し、第一案をメールして自宅に帰ったら1時20分だった。


2008年3月23日

●雷電くるみの里イベント、桂小金治師匠の講演

昨年、下の畑で栽培したモチキビの殻を軽トラに積み込んで裏の畑に運ぶ。10時には東御市に出かけなくてはいけないので忙しいです。慌てた為に縛ってある紐が切れて、弾みで吊り下げていた手が上にあがって自分の顔を殴ってしまった。情けない話ですが上唇の上が赤く変色してしまいました。気をつけましょうね。

10時東御市の雷電くるみの里で、長野県の観光部主催の道の駅イベントに桃源郷街道として、街道マップとふるさと回帰予備校教本やほっとステイのパンフを配布する役を賜り真田の斎藤さんと参加。県職員は江戸時代の仮装をして参加。真田の赤備えの鎧を着て農政課の紅一点・羽生田さんも居た。1時30分、強風によりパンフ類が舞い上がってしまうので中止となる。

駅長の唐沢さんに『the幸村』の販売をして欲しいと依頼すると、担当の人を寄こしてくれと返事を頂く。すぐに信州銘醸の滝沢さんに連絡。明後日に来てくれることになる。

2時丸子セレスホールでの桂小金治師匠の講演を聞きに行く。ホクト株式会社上田きのこセンター落成記念で開催されたもので、講演内容は私達の活動していることを説明や紹介してくれているような錯覚を覚えてしまう様なお話しで、実行部隊が私たちだなと思ってしまう。良いお話でした。ホクトさんは入場券売上金に足して100万円を上田社会福祉協議会に贈呈してくれた。

4時過ぎ帰宅し、受信メールを読んで下記のメールを出す。
大久保様・皆様

大久保さん、先日はご苦労様でした。そのあとの℡で嬉しいことを云ってくれましたね。私達の活動を、本当にそう捉えて貰うと有り難いことです。
これから進めることは皆の力で、特にフットワーク良く、考え方を纏め、しかも公表して行くことだと思います。そして、それに基づいて行動に移すことです。
その為にも、先を読み流れを読み解き、時代の最新武器を、器用に・当たり前に、扱える人がいないと戦いに負けてしまいます。

昔の出来事・戦を振り返れば良く解りますね。

あの戦国一と謳われた武田騎馬軍団が何故破れたか。あの不沈鑑の戦艦大和が何故沈んだか。あのローマ帝国が何故破局していったのか。あの人類史上最大面積を誇るモンゴル帝国が何故世界一になったか。

破れたところは、決して見誤った情報だけで対処していたのでは無いはずです。相手を侮って、どういう風に相手が武装して行動しているのか、知らなすぎただけ。言い換えれば勝つ秘訣は、相手よりも先んじて、どう行動するかですね。
旧弊にこだわり、拘束されればどうしようも有りません。解った人が力を結集し、行動に移し、勝者となりましょう。皆様、考え方で・結集力で結びつきましょう。

『集団で理論武装して行動する』ことを共有できないと、掛け声だけで、何も成果が求められなくなり、旧態の机上論をするだけです。『時代の最新武器を、器用に・当たり前に、扱える人がいないと戦いに負けてしまいます』と書きましたが、理解できる人のご協力をお願いします。

宜しくお願い致します。

夕食は急にお袋さんの退院祝いをやることになって、弟夫婦と家族で望月のレストランへ行って食事会をする。お見舞いにしっかり顔を出せなかったのでと言って、お代は弟夫婦が負担してくれた、サンキュー。

2008年3月22日

●春種を購入、屋根張り、剪定枝片付け

9時、春野菜の種類を買いに上田の種苗屋さんへ行く。百姓が苗を買っていたら高くついてやっていられませんね。本当は種も自分で種取りしないと駄目ですが、そうにならないものもあります。ジャガイモのシンシア、インカのめざめ、レッドアンデス、十勝コガネ、カボチャ2種類、トマト2種類、赤カブを購入。取り寄せも頼んでくる。

ご主人に『この間の教本を人様に差し上げても良いですか』と尋ねられる。ふるさと回帰予備校の教本が出来上がった時に2冊差し上げてあったのですが、詳しくお聞きしたら「東京上田会」の人たちに差し上げたいとのこと。丁度持っていたので、どうぞと言って10冊を差し上げる。役に立ってくれれば良いですね。

9時45分、信州銘醸さんへ寄って、『the幸村』を1本頂いてくる。明日の東御市の『道の駅・雷電の里』で長野県主催のイベントがあり、そこでお店側に試飲してもらうつもりです。イベントではマップと教本を配ります。

帰宅してお茶を飲んだ後、ジャガイモを寒に合わせて芽を緑化催芽させる為に展開。そして、昨日、大風が吹いて、我が家の裏の畑に立ててある小屋の屋根が飛んで、舞い落ちてしまったので、お昼すぎの12時30分まで掛かって屋根張り直し工事。頼れるのは女房だけ、感謝感謝で雨霰です。

午後は果樹園で選定枝の片付け。先日もやってあるのですが、夕方まで掛かって、軽トラに2台、満載で運ぶ。今日やってもう少し。早く病害虫防除に最低限の、硫黄合剤を散布しないと手遅れになってしまうので、気が気ではないです。


2008年3月21日

●県庁へ

9時に出て丸子の信州銘醸さんで、今日使う『the幸村』の試飲酒を手に入れ長野市へ。

11時に食品工業研究センターへ。食品バイオの担当部長と寒晒し純米酒『the幸村』の事について、成分分析やアドバイスを頂きたいと相談に伺う。話しの中で、何回も何回も試飲して貰ったので、『どうですか、このお酒は』とお聞きすると、『どう表現するかですね。この種のお酒を。小林さんならどうしますか。キャッチコピーをどう作りますかねー』と水を向けられる。禅問答みたいですね。そして『成分を言っても駄目ですね。うまい表現はないかなー』

『同じようなお酒は寒晒ししなくても作れますか』とお聞きすると、『数値的には出来るかも知れませんが、雑味は有りますね。寒晒ししたから雑味は出ないのでしょうね』。物静かに語っていただきました。

寒晒しの事が書かれているラベルの最後の部分をしきりに覗き込んでいたので、私が『特許申請中と書いてありますが、どうですかね』とお尋ねすると、『お酒で出してあるのですか』。私は『アルコール飲料で、すべてで出してありますよ』と返事すると、『へーそうですか』。

私はさらに『ところで寒晒しでの特許はどうですか』とおたずねすると、『聞いたことがありませんね』とのこと。期待が膨らみますね。12時30分辞して県庁へ。

1時、県庁のホールで、立科の吉澤さん、真田の山崎さんと大久保さんと待ち合わせして、信州長野県観光協会の恵崎常務と竹内部長とお会いする。

先だっての九州学習旅行誘致推進で得た情報をお話し、『その対策を進めるために、こうしてみんなで伺ったのです』と話し合いに入る。こちらで考えている方法をお話しすると、『県全体は学習協議会で作ればいいですね。地域版はみなさんをお手本にして、作りたい地域が作ればいいですね』と驚きの踏み込んだ返答を頂く。これからの行動に協力を頂けることをなった。

用件が済んだら、台湾から農村体験に、60歳代の人が10~15人ぐらいで10日間の予定で来るので、受け入れをして欲しいと頼まれ、真田で対応しましょうとなる。

2時に観光部観光振興課の仁科係長に、私たちがやろうとする九州を含めた観光の取り組みへの協力をお願いしに伺い、お話しすると快諾を頂く。吉澤さんからの問いかけにも本音で答えてくれて、最後には『皆さんのことは、県下81市町村と同じように受け止めています。皆さんは82番目の村ですね』と言っていただく。とても有り難いお話しをしてもらってしまった。上手ですね、その気にさせるのは(ゴメン、ひねくれ過ぎかな)。

2時45分、農政部農業政策課の小林課長とお会いしをお渡しし、今年の出来は昨年よりさらに上質になっていますよと言葉を添え、『武石に寒晒しの視察にお越し下さい』とお勧めする。予定をしてみる検討をしていただけることになった。

県庁を離れ、4時に丸子の信州銘醸へ行き、、『the幸村』の瓶詰めの立ち会いと試飲会。大高木さんが飯田さん、鈴木さん、宮崎さん夫婦の4人を車でのせてきてくれていた。作業工場内で作業風景を見せて貰い試飲をさせて貰う。皆さんこれはおいしい、これは美味しいを連発していた。良かった、今年もいいぞ。

その後、中川大工さんの所で『ふるさと回帰予備校』の看板を頂いて、そして改修予定の伯母さん宅を見ていただく。サンルームを作ることになっていたのでサッシ屋さんにも来てもらい、立ち会い。

5時30分、事務所で大高木さんと、このところの活動をふりかえっての反省と評価を語り合う。

2008年3月18日

●元気作り支援金の報告書

上田市の千本桜まつりでイベント広場に出店しようと、色々な所に手続きしてきたのですが、先方とうまく歯車が噛み合わず困ってしまっていたら、今朝、信州銘醸の滝沢さんから良い形の話が示され、その提案に乗ることにする。

千本桜祭りの中で酒販組合が出店するので、そこへ参加して『the幸村』を売りませんかとのことでした。でも出店するには条件が有るのですが良いですかねと、(1つ)11日から19日まで毎日一人は出て貰いたい、(2つ)寒晒しの説明をして欲しい、(3つ)働いた賃金は出しません、でした。もちろん全く障害にはならないので、いやなお押しかけてでもやらなくてはいけないことなので気持ちよく了解しました。

長野県の事業で支援採択を受けて事業を行っていた「地域発 元気作り支援金」の完了報告書を朝から作成。ふるさと回帰予備校の教本作りや体験会の開催等を支援金で行ってきたのですが、今月中に完了しなければならないので忙しいです。3月に入り色々な仕事続きで出来なくって、地方事務所の担当者・戸田さんに迷惑を掛けてしまいました。午前中掛かって仕上げメールする。遅れてしまってゴメンナサイ。

大高木さんと信州大学感性工学科へ依頼している『農村セラピー・癒され度』の件について話し、資料を作成しておかないといけないなと云うことで、大高木さんにまとめて貰うことにする。

2時過ぎ、「うつくしの国」の宮崎さんご夫妻と郵便局で行き会ったので『お茶を飲みにお立ち寄りください』と女房が云ってきたと言いながら帰ってきた。しばらくしてご夫妻がお見えになる。宮崎さんには「ふるさと回帰予備校』の教本の裏表紙部分に、以前撮影した畑仕事の写真を使わせ貰っていたので、お礼に伺わなければならなかったのですが、行きそびれていたのでした。

教本やマップを見て『大変な仕事をよくやりましたね』と感心してくれ、喜んでくれました。ご夫妻ともにお酒が好きなので、『the幸村』が21日に瓶詰されるので、試飲会にお誘いしたところ、同じように喜んでくれた。

4時過ぎ、真壁さんと丸子の伯母さん宅の改修工事を見積もるために現地を見に行く。廊下の電球を取り換えようとして確認したら、普通では使っていない形のもので、近くのお店で買ってみたら400円もして驚いてしまう。

大屋の酒井さん宅へ唐紙の張り替えの打ち合わせに行く。家族の皆様お元気で、なによりでしたが、時間がたつのは早いもので、あのヒロチャンが中学生になっていて眼鏡を掛けていた。

2008年3月17日

●王滝・中国、そして上田城千本桜まつり

朝方、王滝の体験会をの結果を大高木さんが伝えにやって来た。まだまだ受け入れ組織の代表者を始め皆さん方の「顔が見えない」ことを憂慮していた。先方に伝えてきましたかと尋ねると『云っては来なかったです』。改めて私の方から伝えておくことにする。

地方事務所から道の駅のイベント参加を求められ、参加することをメンバーに伝える。教本とマップを配るようになり、桃太郎旗を立てても良いそうなのでうれしいですね。

中国深センから夏に「ほっとステイ』にやって来る学生さんの体験として、鹿教湯(カケユ)温泉での病院見学や施設見学を観光協会の恵崎常務理事に伝え、『先方にあたって欲しい』と依頼される。長和町の「和紙の里」の紙すき体験や「黒曜石ミュージアム」の加工体験はそのまま中国側に伝えますと言っていただく。見学の件を鹿教湯温泉の旅館組合長に伝え、段取りをしてみて貰い返事を下さいと伝えておく。

信州銘醸の滝沢さんから上田城千本祭りの出店に関して、私たちで手配していたことが上手くいかないと連絡を受ける。酒販を簡単に考えていたつけが払わされたようなことになってしまう。皆さんに迷惑を掛けてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも自惚れていたわけではなかったはずですが、思い込みが強ければこうなってしまいますね。反省、反省です。思いどおりにいかないのはお天道様が『おまえ、まだ早いよ』と微笑まなかったのだと諦めるしかありません。

老健施設に入所中の伯母さんのところへお見舞いをしながら、住宅改良をどこまでやるのかを確認させてもらう。千曲市の叔母さん夫婦も来ていて一緒に相談に乗って貰い、段差を取り除く仕事を優先して行うことになる。早く家に帰りたがっていて、気の毒なぐらいです。もう少し(4月一杯)待って下さいね。

2008年3月16日

●須坂・小布施の酒屋巡り

須坂市の30段雛飾りと小布施町歩きに行ってきた。

9時30分武石を出て、上田インターから須坂インター、10時30分到着。須坂市の博物館で『30段・1000体の雛飾り』を見る。これだけ飾られると見事なモノです。4月20日までやっていると云うことですので、必見の価値があると思いますのでご覧下さい。連れだってやってくる昔娘さんが一杯、懐かしさに惹かれてくるのでしょうね。

12時、小布施の『竹風堂』で栗おこわの昼食『山菜おこわ』を食べる。栗おこわと山菜がお膳で饗されていて、量もあり、栗の風味も感じられる美味しい良いお昼でした(食後、街中をを歩いてみたら、各店の特徴有る栗御飯が紹介されていたが、外観を拝見した中では私が食べたモノが一番美味そうだった)。

今日は酒屋さんを巡り歩きました。私たちが『寒晒し純米酒』を作っているせいもありますが。須坂も小布施も酒屋さんが沢山有り、それぞれに銘酒が売られていて、私は表示内容を研究しようと詳しく見て歩きました。こんな目的を持って歩くのも楽しいですよ。気に入ったお酒を探し、買い求めて来るなんて、お酒好きにとっては贅沢極まりないでしょう。

お酒は先日も書きましたが、見て歩いたお酒と私達が寒晒しして作っている『the幸村』とは、アルコール度・日本酒度・酸度の数値が大きく違います。この違いがどう支持されて行くのかがポイントでしょうが、ほとんど『the幸村』と近い数値のモノはございません。乞うご期待です。

長野県の『長野県地域産業活性化基金事業』で『the幸村』を申請しようと思っています。ラベル作成や販売戦略のついて、業務依頼や助言を頂き、地域ブランドとして認知されるように頑張りたいと思いますので、皆様方のご支援を頂ければと思っています。宜しくお願い致します。


2008年3月14日

●観郷ウォークin青木

朝食も懐かしい昔料理。我が家のいつもの食事を思い出しながら頂く。8時30分、観郷ウォークが始まる。昨日のほっとステイ体験に引き続いて、招待体験会で12人の参加者が5分間隔で2班に別れて出発して行きました。

観郷ウォークの仕方は、設問ポイント8か所と地域住民に聞く設問2か所の合計10ポイントで、1ポイントに5問ずつありますので合計50問を、5kmを歩く中でその設問を解いて歩きます。コースを回る所要時間が決められていて、その時間より1分早く着いても遅く着いても減点1となります。

出題されている問題は環境問題、食問題、健康問題、地域問題となっています。自分の知識や同行者の知識を集めたり五感を使って解く問題が出され、班員同士の会話が無いと点数が取れないようになっています。

所要時間は2時間。私が同行した班は最後は駆け足になってしまいましたが、6分遅れでのゴールとなり、お気の毒でしたが減点6となってしまいました。話しが弾んで歩く速度が遅すぎたのでした。中間点で5分遅れでしたので、速く歩きましょうと助言したのでしたが、矢張り話がおもしろかったのですね。

ほっとステイも観郷ウォークも目指すところは、人と人とのふれあいを楽しみましょうと呼びかけています。知らない場所へ行って、知らない人と、自分の知らないことの話題を話す面白さはやってみないと解らないことだと思いますが、たくさんの教えに触れ合うことが人生を豊かにしてくれます。参加してみませんか。

みんなで採点した結果、最高得点は74点(減点6ですが)。ブービーは62点でした。優勝者には「マイタケ・大箱1箱」が贈られ、貰った人は当然大喜びですが、2位、3位にも贈られ、それぞれに商品を貰って喜んでいました。

昼食をいただきながらアンケートに答えて頂き感想をお聞きしたところ、皆様方から過分とも思えるお言葉を頂戴してしまうが、私たちが思っている形が評価されたものと喜びあえるものでした。

食後、上田駅にお送りする人と別所温泉へ送る人たちに分かれたので、私は別所温泉へお送りする。別所の佇まいに喜ばれ感謝され気持のよいご案内をさせて貰う。

その後上田市内の後藤先生宅へ伺い、住宅の改修計画の相談を受け、4時過ぎに帰宅。さっそく〔じゃむや:宮下〕さんから電話が入り、ビンのデザインと広告掲載について話し合い。更に茅野市観光連盟の横川さんからの電話で桃源郷街道のメンバーと「連絡を取り合い意見調整。21日に長野県庁に伺うことになる。宮下さんがやってきて話しをし終わって、松本の県工業研究センターの北沢さんと経産省の補助事業申請について手続き方法を相談。新たなthe幸村ができていくのか楽しみになります。

2008年3月13日

●真田・青木の体験会。the幸村分析結果

しばらく事務処理をやってなかったので行う。横関さんが9時25分過ぎ、奥さんとやってくる。お茶を飲みながら、the幸村に関してのこれからの進め方について話し合う。

先日、信州銘醸さんで絞って貰った『the幸村』の分析結果が滝沢さんから送られてきた。

アルコール度数17.7度(昨年は17.3)日本酒度-2.5(同-5)、酸度2.9(同3.1)でした。
一般的にはアルコール度数14~15、酒度±0~+5、酸度1.5位が普通なので、私たちのthe幸村の数値がいかに違うかがわかりますね。

数字で云っても分からないので言葉で表現すると、アルコール度数17.7度(普通は14~15)ですから、強いお酒ですね。日本酒度-2.5(同±0~+5)ですから、スッキリ辛口でなくコクがあります。酸度2.9(同1.5位)ですから、酸っぱさが強いのです。

これを飲んでみると、香りが高く、のど越しがいいので、ワインのような感じで飲めてしまいますので、アルコール度数が高いために酔いが強く、『危ない(酔っぱらってしまうので)お酒』となってしまいます。

王滝で15日に行われる観郷ウォーク開催について長和の柳沢君に連絡をして、先日の長和の資料をメールで送ってもらい出題調整。大高木さんが出向くので、大阪にいる大高木さんに連絡、打ち合わせを行う。

4時15分、青木村の道の駅に到着。体験者の到着を待って、宿泊旅館の「富士屋ホテル」に行く。5時30分からほっとステイや観郷ウォークの勉強会。私の「ふるさと回帰予備校」の教本を使っての講演。真剣にお聞きしていただいた。7時から懇親会。農協観光の塩野さんから、何回も『皆さんの活動に感激しました。皆さんの商品提案に感激しました』とおっしゃっていただく。ありがとうございます。富士屋ホテルでは久し振りの日本料理を頂く。とにかく昔料理で、懐かしさを覚えてしまいました。

2008年3月11日

●観郷ウォーク体験会・純米酒the幸村、絞る。

7時20分過ぎ、宿泊したホテルを出て、上田駅に8時40分着の日本旅行の佐々木さんを出迎えに行く。

9時15分、長和の「マルメロの駅」に到着。観郷ウォークのルール説明を受けて9時40分、3班に分かれて競技開始。11時52分全員がゴール。

12時10分、「和紙の里」で昼食の蕎麦を食べながら、採点と解説、表彰式を行う。

原田さんと佐々木さんを乗用車に乗せて鷹山の「黒曜石ミュージアム」で施設見学。その後姫木平のペンション街を視察。「ここっと」さんに寄り込んで内部を見せて頂き、地域の紹介を受ける。

4時に丸子の長瀬の酒造店・「信州銘醸」さんで、仕込んで頂いていた寒晒し純米酒『the幸村』の絞り作業に、大高木さんも加わって立ち会う。今年の出来具合は、お酒の数値の日本酒度・酸度・アミノ酸度は昨年同様の様ですが、色が今年は磨りが良かったので薄く仕上がっていました。

私以外は運転行為が無いので試飲したが、飲んだ人はこれだけではよく分からない、と云うような事を言っていた。(不安ですね)

5時30分、白樺湖の『八子ヶ峰ホテル』到着。ほっとステイの受け入れを勧めて頂き、またその宿泊施設となる館内を見て、6時30分よりほっとステイの説明会。引き続き懇親会。試飲の際、コップ一杯分を頂いてあった寒晒し純米酒『the幸村』を、参加者で分けて飲んでみる。皆『これは旨い、良いですね。本当にアブナイお酒になってしまいますね』と言って頂く。良いお酒なのかな?と疑っていたのですが、本当に良かったです。

2008年3月10日

●立科・長和の講演会

朝から電話連絡のしっぱなし。休み続けていたつけが回ってしまっている。

13時に税務署で酒類販売の移動販売申請書を貰いに行く。説明を受けたあと、知人の所へ顔を出し、上田公園前のお店を、千本桜祭りの期間中にお借りし、「寒晒し純米酒・the幸村」の売り出しに使わせて欲しいとお願いし、了解を頂く。

14時に地方事務所商工課へ行って、坪井さんに地域を越えた観光の推進に協力を要請する。次に庄村さんに寒晒し蕎麦焼酎と寒晒し純米酒の販売について、経済産業省の支援事業に該当するので申請をするかどうかを相談。申請を薦めましょうと言う事になる。

地方事務所での話しを切り上げ、上田着3時18分の電車でお越しになる大阪の原田さんを出迎え、4時30分、白樺湖の池ノ平ホテルへご案内し、私と一緒に、立科・長和のほっとステイ商談会に参加。

5時から私の講演が1時間。そして6時30分から懇親会。ふるさと回帰に対する熱意は皆さん凄いものがありますね。各地の宿泊施設の人も参加してきたので良い意見交換ができ、有意義な時間を過ごすことができました。一度は泊ってみたかったホテルなのでここで宿泊する。


2008年2月28日

●寒晒し・大学・教本、急がしい

本当に忙しい一日だった。体がもう一つ欲しいぐらいで、どうにもならない。

急遽9時から、寒晒ししていた玄蕎麦を昨夕水分計で見たら12~14%になっていたので、過乾燥になってしまうので取り込むことになり、その手配を行って、王滝村の胡桃沢さんと3月3日に勉強会の準備について話し合い.。そして寒晒しの乾燥場の現地へ。

鈴木三千夫さん、飯田さん、鈴木孝男さん、大高木さん、尚子さん、私の6人で、紙袋に入れては量っての作業を繰り返し、全部で1850kg。11時30分までかかる。今年の寒晒しは量が多くて大変だったが、何とかやり終えました。トータルは、お米は24俵、玄蕎麦は2300kgです。先日茅野市で行っているのが新聞で紹介されていましたが、500kgとなっていましたので、私たちの方が7倍ぐらいやっていることになるわけですね。もっと精進しますのでよろしく。

そのあと12時15分まで、大高木さんと焼酎の仕込む数量について話し合ったり、今度の2日に東京の有楽町で行なわれる県のふるさと回帰のシンポジュームについて、県の担当者や立科の吉澤さんと情報交換。いろいろな相談事が出てしまい、時間がかかってお昼も食べている時間が取れなくなってしまう。

午後は、大高木さんには佐久市の橘倉酒造さんに行って貰い、私は1時からの長野大学の地域連携センターで協力者会議に出席。行政や高大との連携は報告があるが、民間の方は取り扱い方すら決まっていない状態では、民間から持ち込まれないことになってしまう。このあたりをしっかり対応して貰いたいの申し入れ。大至急整えていきますと言っていただく。

会議後、三田先生とこれからのコラボについて話す。春から学生さんと統計等を集めて、効果を計る部分を受け持って行きたいとお答頂く。再度半日ぐらい時間を取って話をすることになる。

上田市役所へ行って、農政課長、観光課長、企画局長、秘書課長、公園緑地課長に「ふるさと回帰予備校の教本」を届ける。

4時に信州銘醸さんへ伺い、飯田さん、鈴木さん、大高木さんの4人で寒晒しの麹の出方を拝見させてもらう。杜氏の西沢さんとお話しする機会があり、昨年の仕込みの状態と今年を比べてどうかとお尋ねする。去年もあれで面白かったかな?とのこと。The幸村は進化するお酒ですということかな。

4時40分、地方事務所で、商工課、農政課、地方事務所長、企画課、副所長にふるさと回帰予備校の教本仕上がりを披露方々お礼を言ってくる。どこでも感心していただく。所長とは『これからですから、よろしくお願いします』と、今後の協働をお願いする。

2008年2月27日

●長野県庁へ届ける

朝、昨日届いた「ふるさと回帰予備校」の教本を車に積み込み、8時30分、小雪が舞い降りていた道を長野市に向けて出発。スリップしそうで怖い状態。

10時、テレビ信州で支社長の羽田さんとお会いし、ふるさと回帰予備校の教本を手渡す。観郷ウォークの開催について、これからの予定表を送っておいて欲しいし、ほっとステイの受け入れ予定も送って欲しい。予定表に基づいて収録の予定を立てて、皆さんの活動への協力をしますと言って頂く。アリガトウゴザイマス。

10時45分、信濃毎日新聞の事業局の吉川次長にふるさと回帰の教本をお渡しし、観郷ウォークの件も話す。教本を使った事業も計画しませんかと申し入れたら『良いですね、何とかしたいですね』。そして『観郷ウォークの皆さんの事業計画をください。事業費の負担も出来るかも知れませんね。ほかの場所で開催も考えられますか』と言っていただく。勿論いいですよ。どんどん行きましょう。

11時30分、県庁で農政部農村振興課に教本を届ける。熊谷さんが大変喜んでくれ、課長や代理も一緒に見て頂いて、県の計画にも取り上げてありますよと話される。初耳なことなので驚くと、計画書を提示される。しっかりと計画された中に私たちのことが取り上げられていて光栄なことです。春になったら現地(武石)に足を運んで、寒晒し蕎麦、寒晒し純米酒、ふるさと回帰予備校やほっとステイ事業を確認したいと言っていた。是非来て下さいね。

11時50分、観光部観光振興課へお届。田舎暮らし案内人の若林さんが『早速これを使います』と言っていた。役立てて下さいね。

12時、長野県観光協会へ届ける。各地の情報センターへ送りますとのこと。お願いします。

12時30分、職員センターで中澤さんと九州の商談会参加について再確認。

1時10分、菅平プリンスホテルの大久保社長と食事。『一緒に食べないと怒られてしまう?から』と。実は本当は話をしたいんだって。ふれあいが人を成長させると云いますから、どんどんお話しましょう。

2時から、県職員センターで今度の3月4・5・6の九州での商談会とキャラバンの打ち合わせ会に出席。ファイルをみんなで作り上げ、茅野の観光連盟の横川事務局長jと九州の商談会が同じ班で行動することになったので、今後の段取りとを話し合う。心強い方と一緒で助かります。協力し合って誘客に結び付けましょうね。」

3時30分、終わって長野駅で切符を買いに。3人分を購入するのに30分も掛かってしまう。支払った代金は44500円。切符は8枚でした。

4時50分、長野の吉川次長に『教本を上田支局に届けてくれ』と言われていたので、初めて信濃毎日新聞上田支局へ顔を出して、ふるさと回帰予備校の教本をお渡しする。以前から顔見知りの百瀬さんが取材してくれた。

6時過ぎ、デザインルームエムへ行って、水野さんと夕食を取ることになって、レストランへ。『教本では本当にお世話になりました。おかげさまで素晴らしい評価をいただきました。これも水野さんのおかげです。これからもよろしくお願いします』。


2008年2月25日

●寒晒し米のグルテリン分析依頼

9時に大高木さんがやってきて寒晒しについて打ち合わせ。引き続いて新潟県の農水省北陸センターへ電話して、低タンパクのお米で、低グルテリンの『春陽』を寒晒しにしたので、公表されている数値のグルテリンが、寒晒ししてどう変化したか分析してほしいと依頼し、受けて貰えることになる。10日から2週間ぐらいで分析して貰えるそうです。どんな数値が出るか楽しみです。

3時過ぎ、昨日伯母さんのところに取り付けたテレビが、分波器が別売りとなっていて、良く映らない不完全な状態なので、部品を買い入れて施設へ。

伯母さんのところで部品を取り付けたらハッキリと映った(当たり前?)。テレビが見られるようになったのはいいが、ベットで枕を下に、テレビを見ようとすると、テレビの置いてある位置が悪い。そこでベットを移動して位置を入れ替えることに。なんでもやりますよ。

帰宅して果樹園に出かけて行き、切り倒す木を見て歩く。消毒回数が少ないのでどうしても木も傷んでしまいます。切ったあとにはサクランボと栗を植える予定です。

〔だんちょう:掛川〕さんと久し振りに電話で話す。今日は市民会館が休みで、館長の掛川さんが休みなのは判っていましたので電話したのです。寒晒し蕎麦の『蕎麦食事会』を近いうちにやろうと丸子の人たちが云ってきたので、対処しようと話す。近々やる手はずを整えようと云うことになる。

6時過ぎ、〔こいみそや:安部〕さんが、手作り味噌2キログラムを持って来てくれた。東京の〔東京オフィス:磯野〕さんから依頼されたものです。お米も一緒に頼まれ、寒晒し米を送るつもりです。

安部さんは味噌作りに取り組んでいたのですが、今後は少しは味噌作りは続けるが、撤退してテンペ作りに精進していきたいのだそうです。『安売りされている価格からみれば4倍もするわけですが、生モノだから売る時期が限られてしまうし、原価計算すればこうなってしまう』。『自分で無農薬で大豆を作り、お米も武石産を使って仕込んでいるのでのこうなってしまいますよ』。だから味噌を売っての生活は成り立たないと受け止めざるをえないと考えているそうです。『農業は難しい、どんなに努力しても生活できていかないので、やっていかれない。子はかすがいといいますが困ったものですよ』。含みのある言葉を残してお帰りになる。


2008年2月23日

●寒晒し純米酒の契約

8時20分、大高木さんがやってきた。寒晒し純米酒『The幸村』の醸造依頼契約を丸子の信州銘醸さんとする予定なので来て貰ったのですが、なかなか来ない。昨日の顛末をいろいろと話していても来ないので9時10分に電話。予定の人は、土曜日なので遠慮してわざわざ来なかった様です。

9時40分、漸くやってきて、醸造依頼の細かいことを取り決めしようと話しを始めようとしたら、先日持ち込んだ時に私が『今年は昨年の試験醸造価格と違い、量産するので100円ぐらいは安くなるのかな』と言っていたことを受けて、『安くならないのです。なお高くなってしまいます』とのことで、説明を受ける。納得するしかなかったです。

今年は1000本ぐらいできそうです。契約内容は昨年と同様、売れ残った分は私たちが引き取ることになります。これも仕方ないですが、ここまで受け入れて貰える酒屋さんは有りませんので、贅沢は言っていられません。皆さん、味は昨年以上だと保証しますから、ぜひお買い上げください。今年は信州銘醸さんもThe幸村の売り込みに秘策を練っていただいているようで、とてもありがたいことです。1時間してお帰りになる。

お米の分析の件で大高木さんと話し合い。昨日の断りにくじけずに依頼先を探し、結果を出していこうということになった。

昨日のおんたけ村でのほっとステイ事業の総会について、多くの皆さんが思い違いをしている部分がはっきりしてきたので、電話にて話し合う。早急に解決していくことにしていきたいと連絡をし、近いうちに会合を持ちたいと思います。

ほっとステイの件で青木の宮下さんから電話が入る。2回続きのお葬式で1週間費やしたが頑張りますと云っていた。私も頑張って取り組みますのでよろしくお願いします。外は大荒れの天気で、吹雪が舞い散る天気になってしまった。

3時に婆ちゃんと病院へ行っていた爺ちゃんから電話が入り、『婆ちゃんが緊急入院することになった』と連絡が入る。朝から頭が痛くて痛くて困ったと言って、診て貰いにいくと出かけて行ったのでしたが、最悪のことになってしまい、慌てて病院へ出かけて行くと、相変わらず痛がっていたが、話ができる状態で一安心。1~2週間入院して様子を見るようです。

5時、真壁さんの「こっこちゃん(鶏)」に、昨日精米して出た「米選下」の屑米を餌として、二袋持って行く。私の米作は消毒を掛けないので、どうしても病気が発生し、歩留まりが悪く、1割位出るのが悩みです。

2008年2月21日

●悩みは次々と襲ってくる

先月中国からほっとステイにやってきた添乗員の王さんからメールが入っていた。(原文のまま)

信州「せいしゅん村」
むらおさ 小林様
シンセンCITSの王です。この度、大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。メールの返事が遅くになり、申し訳ありませんでした。

今回の修学旅行、いろいろ小林様に助かっていただき、本当に感謝の気持ちがいっぱいです。実は帰国の前日に小林様にお別れの電話をしようと思ったら、間違えて、違う小林様(小林一洋)のところにかけてしまいました。(笑)残念でした。

今後良かったら、ぜひまた修学旅行のホームスティをせいしゅん村にお願いしたいと思っております。私は修学旅行を主に担当していますので、またお会いできると思います。ご期待に応じえるように頑張ります。よろしくお願いします。

ご家族の皆様にもよろしくと伝えてください。今後ともよろしくお願い申し上げます。

追伸:もしご機会がありましたら、ぜひ家族の皆様と一緒に中国に旅行しにきてください。中国で皆様との再会することをお楽しみに待っております。

では再見!(笑)

12時過ぎ、信州しあわせ村真田の斎藤さんと、この3月に行われる「招待験会」の案内状について、文章表現やスケジュール等の内容について話し合い。中途半端でやっていると相手側から不信感を買ってしまうので、しっかりとやって欲しいとお願いする。

午後1時過ぎ、袋に取り込んである寒晒しの玄蕎麦を、秤にかけて22,5キロづつ計量する。2時、作業の終り頃に増子塗装さんが集金にやってくる。お茶を飲みながら話を聞くと、腎臓病を患ってしまい、機能が三分の一駄目になっていると宣告され、これからはしっかりとした食事制限しないと、人工透析が始まる様になってしまうと嘆いていた。

たまたま私は今年から、腎臓病を患っている人用に、お米で低蛋白質の『低グルテリン米・春陽』を栽培しているのでお譲りしますよと声を掛けてあげる。確か真壁さんが精米機を持っているので、貰っちゃいましょうと云うことになり、電話すると『いいよ、持って行って』と快諾を頂く。申し訳ありません、みんなで助け合いましょうね。

積み込んだ蕎麦を小諸に向けて出発しようとしたら、王滝村の増田さんから電話が入り、明日お話を伺いたいといわれる。信州おんたけ村の総会に村長が出席する予定になっているらしい。分りました、会いましょうと返事をする。

3時過ぎ、寒晒し玄蕎麦13袋292,5キロを軽に積んで小諸の大西製粉へ運んで行く。社長は小諸市の観光協会の副会長をやっているので、お茶を飲んでいるとついその方向に話しが向いてしまいます。10年間でお客様の傾向はどう変わりましたか。10年後はどう予測しますかと切り出す。難しいといわれてしまうが、それをやって積み重ねて、ようやく信州せいしゅん村活動の10年が今日の成果ですよと伝える。

佐久の橘倉酒造の社長と今年の仕込み量について電話で話し、来週27日に再度伺って計画を進めささて貰うことになる。社長は作るのは簡単だが、どこに売り込むのかしっかりして決めていないと駄目ですよと忠告をしてくれた。その通りですね。

信州銘醸の滝沢さんに、昨日運び込んだ原料から試食用に2升を避けといて欲しいとお願いの電話をすると、もう仕込み作業が始まっていて、できませんといわれる。ゴメンナサイ。ところで詳しい説明があるので、明日の契約所要時間は30分では短いので、土曜日に伺いますといわれ、何に説明を加えるのと問い合わせると、原価計算ですとのこと。昨年の3倍弱を仕込むので安くなると思っていたのに、寝耳に水のこととはこのことかな。

真壁さんのお店に行って精米機を譲り受けてくる。増子さん用に使えるかな?

県の観光協会からメールが入っていて、埼玉の高校生が修学旅行にやってきたいので、関係資料を欲しいと依頼だった。早速送り、制約になるようにとお願いする。

農業普及センターの桜井さんに、寒晒ししたお米の成分分析をしてみたいので、分析できる所の紹介をお願いする。長野の食品工業試験場を紹介していただけることになった。

2008年2月20日

●寒晒し純米酒、the幸村

8時過ぎに信州銘醸の滝沢さんから、寒晒し純米酒『the幸村』を仕込むため、原料のお米を持って来て欲しいと連絡が入り、鈴木さんに仕上がり具合を確認。取り込みの手伝いに9時過ぎに3人で行くことにする。

9時、一昨日、火事になった家に隣組からのお見舞いを持って伺う。私が班長を仰せつかっているので、代表で伺ったのですが留守でした。帰り際に燃えた家の中をふと見ると、『煙り』が上がり始めているのを見て、慌てて親類jの人に伝え、バケツに水を運び消す。燃え残りが再び燻り出したのでした。怖いですね、畳から火が出ていました。

水曜日なので精米所が仕事をやっているので、寒晒し純米酒の原料を精米所に持ち込む。玄ソバにも手を入れてお昼5分前。帰りに精米具合を確かめるべく精米所に寄って、作業してくれている深宮さんに話を聞いてみると、『昨年の状態とは雲泥の違いで、とても良いものですよ。昨年飲んだ酒も旨かったが、今年は更に旨いものになるじゃーねーかい』と嬉しいお言葉。

寒晒し純米酒『the幸村』は、今年は昨年の反省を踏まえて、更なる対応をして寒晒し作業を行ってきたので、この評価がこのお酒の品質の新たなる飛躍につながることを願っています。皆さん楽しみにしてください。

12時過ぎ、長和の柳沢君と昨日の実務者会議の件で電話で話す。ありのままという言葉を本当に理解しないとやっていかれなくなってしまうよとアドバイスを送る。

1時前に、蜂蜜に水飴が入っているのではと、疑問を呈した先の販売したお店の総括マネージャーが担当者としてやってきた。危機管理が全くできていないのではと伝えると、髪の毛やビニールが混じっていれば製造者に商品を返して、それがどうして混ざったのか調べさせるが、今回のような『国産はちみつ』の内容物が違うのではといわれる対応はマニュアルにないので、対応を誤ってしまったと平謝り。日本食品分析センターへ分析依頼をして、農水省にもJS法の食品表示の誤りはないのか確かめますと言って帰る。頼みますよ。

3時過ぎに、午前中取り込んでおいた寒晒し純米酒『the幸村』の原料の残りを軽トラに積み込んで精米所に運ぶ。

真田の山崎さんと昨日の話の続き。受け入れ家庭を訪問して参加してもらう活動をしっかりとやりますと返事をもらう。

5時過ぎ、信州銘醸さんへ寒晒し純米酒「THE幸村」の原料を運んで行く。滝沢さんが立ち会ってくれ、昨年は驚いたが今年は全然違いますのと言ってくれた。

2008年2月18日

●東京へ、そして隣家の全焼

今朝は寒い。氷点下11度だった。久しぶりの寒さは身にしみます。

8時30分、家を出て上田駅へ。9時34分の新幹線に乗り込む予定で列車を待っていると、直前に妻から電話が入る。

『上のうちが火事で、全焼になってしまうよ』。『えっ、本当かよ。おばさんは入院していて留守だろう。どうしたんだ』。『息子さんが昨日帰って来ていて、帰ったようだよ』。『ふーん。ところで我が家は大丈夫かよ』。『風向きが西向きなのでこっちは大丈夫。消防が入り易くなるように、庭に停めてある軽バンを移動させて、入って貰うようにしてあるからね』。『そうか、それは良い対応だ。ほかの家にはどうだ』。『前のうちは大丈夫、上のうちの前の家はガラスが割れて大変みたい。家財も運び出したよ』。『そうか、気をつけとくれ。お手伝い(家事の炊き出し)もしっかりしてくれよな』。『ええ、大丈夫』。『いろいろお願いな、電車が来るからな。行ってくるよ』。

11時20分に近ツー東京本社での公立中学校商品説明会に伺う。35人の社員が待ち構えていてくれ、各地区のパンフを配りほっとステイと観郷ウォークの説明を行う。会議責任者の松井課長が言葉を補ってくれて、大変良い評価をしてくれていてありがたかったです。

昼食後、日本農業新聞の宗和さんを訪ね、ほっとステイ受け入れアルバムをお渡しする。チェックシートを見て『私がやってみます』とのこと。結果が楽しみです。

2時20分、再び近ツーの高校対象の会議の席上で説明をさせてもらう。これからが楽しみです。

3時過ぎに農協観光さんのグリーンツーリズム課へ顔出し。アルバムをお渡しし、誘客の資料として活用して下さいと差し出すと、『これは良いですね。さっそく今話しを進めている学校様にもっていきますよ。使えますよ、これは』。ありがたい評価、狙っていた通りに役立ちそうです。

信州銘醸の滝沢さんから、火事近火見舞いの電話が入る。驚いていた。寒晒し純米酒の仕込みについて、量をどのくらい仕込むか明日中に決めてほしいといわれる。原料の用意はできているので早速決めますと返事をする。中川大工さんからも心配してくれた電話が入っていた。心配していただきありがとうございます。

4時にイオンさんから電話が入る。『今日の会議が長引きそうで7時から8時になってしまいそうなのでどうしましょうか』とのこと。皆と相談し、今日のお話はしないことにしようと電話を入れ、断念を伝えると、担当の環境貢献の担当者には内容を伝えてあり、都合をつけ合って会って下さいと言われ、再度連絡とって都合のよいときに伺うことにして帰路に就く。

7時に帰宅。隣家の火事の様子を見てみると、無残に崩れ落ちていた。お気の毒で、言葉の掛けようもないぐらい。本当に残念です。

2008年2月 7日

●県庁で教本を農政部長に披露

ふるさと回帰予備校の教本作りで、間違えて原稿を消してしまったので1ページ分を作り直すことになってしまった。6時から慌てて作り直し、10時に水野さんに送る。

10時10分、長野市に向けて出発。途中茅野市観光連盟の横川さんから電話が入り、名古屋の近ツーの担当者の方にお会いできますよと返事。他にも電話が入り、県庁へ到着したのが11時30分過ぎ。観光部の田舎暮らし案内人の若林さんに教本を見て貰い、その後観光協会へ行き、常務に見て貰い了解を頂く。先日中国深浅センからのほっとステイを受け入れして、テレビ信州が放映した映像を再度CDで見せて貰う。6分30秒もやっていた。凄い時間を使ってくれた。東京商談会の件を越さんに相談。12時30分退庁。

1時30分から、観光協会主催の「冬の楽しみ方研究会」に出席。信州の冬を提供する商品の意見交換を行う。4時前まで。

4時に農政部に行き熊谷係長に教本を確認して貰い、白石農政部長と話しをする。教本・蕎麦栽培・お酒作り・原産地呼称制度・直売所の事等を話す。5時過ぎまで1時間も喋ってしまった。課に戻り、農業支援の召田さんも教本に目を通して貰う。5時45分過ぎまで。

その後、観光協会へ行き、再度打ち合わせ。県庁を出たのは6時を廻った。

6時45分、上田市の水野さんの事務所で教本の原稿を大高木さんと再チェック。そして水野さんに渡し、説明を完了したら9時40分過ぎていた。

大高木さんと帰りに夕食を食べながら、これからの活動を話し合い、帰宅は10時30分過ぎだった。

2008年2月 1日

●なんでこんなに忙しいの

県庁から『ふるさと回帰予備校』の教本に手を入れて頂いた原稿が届いた。農政部長と観光部長の推薦文も届いた。念願が叶ってきます。

巴瓦屋さんの丸山社長がお茶のみにやって来た。世の中の景気が悪いが、自分の家も仕事量が十分の一だと嘆いていた。本当に景気が悪くて困りますね。

水野さんがふるさと回帰予備校の、教本の原稿の打ち合わせに1時過ぎに来た。

2時に信州銘醸の滝澤さんが、寒晒し純米酒『The幸村』の、今年の仕込量と販売について打ち合わせにやって来た。

4時過ぎにおばさんの入院先を退院するときに、次の入所先を確保しなければならないので、色々な施設を見て歩き、入院先のおばさんに報告に行く。6時を過ぎた。

9時に原稿の手直しが完了。熊谷さんにお礼の電話を入れる。

2008年1月25日

●目が痛いです

一日中、本の原稿を書く。さすがに目が痛くなってしまう。
毎日新聞の「トクプレ」の原稿が届きました。さすがデザインが違いますね。格好いいですよ。

小諸の大西製粉の社長と今年の『寒晒しそば粉』の商品化について電話が入る。200㎏ほど玄蕎麦を欲しいとのことで、調整してお譲り出来るか検討しますと返事をする。

県の農政部に教本の裏表紙に県の推薦状を書いて頂きたいので、来週の月曜日にお伺いたい、とお聞きし了解を得る。完成形の原稿を持ち込み、目を通して頂き、なんとかお願いするつもりです。

寒晒しそば焼酎『寒九郎』の製造量について佐久の橘倉酒造の井出社長と相談。純米酒のことも含めて、お伺いして決めましょうと言う事になった。

夕方おばさんのところへ妻が作った『炊き込みごはん』を持って母親と一緒にお見舞いに行く。すっかり元気になってきて意気軒昂。自宅で一人暮らしができると言いだして、考えていた段取りを否定して暮らしは変えなくても今まで通りの暮らしができると言い張り、最後は説得を諦めて帰ってくる。

2008年1月20日

●寒晒しの取り出し

9時時余里の寒晒し施設に出かけ、玄蕎麦2,300kgの取りだし準備を行う。昨日よりさらに寒くこの冬一番の寒さだった。火を起こし暖を取るようにして、取水口の引き入れを止め、排水パイプ部分の防寒の覆いを取り、パイプを川に流しこみ排水を行い、脱水機を持ってきて据え、掛け樋の氷を取り除き、タンクの蓋を外して、上り下りの足場を造り、10時参加者を待つ。今日は総勢10人、良く集まってくれた。

脱水機が3台なので手間が掛かってしまいどうにもならない。最初の分を藪合の橋詰さん宅へ持っていく。橋詰さんは御歳84歳になりますが至って元気。ほっとステイを受け入れてもらっていますが、今回の乾燥作業も3年連続で行ってもらいます。ありがとうございます。鈴木さんのハウスにも持って行くと、前回のモミを遮光ネットをしっかりとめて乾燥作業をやってもらっていた。驚くような純米酒になりますよ。

後片付けをしっかりやったら、結局4時までかかって終了。みなさんご苦労様でした。
帰宅したら全国都道府県駅伝大会で長野県が4度目の優勝を飾っていた。おめでとうございます。

事務所で本の打ち合わせを大高木さんと行う。36ページの立派な本になる予定です。ページの下部につけていたチェック部分を、『田舎暮らし理解検定』として呼び、その体裁を整えることにする。まだ書いていない部分の原稿を書いていたが、疲れて眠くて仕方がなく止め。

2008年1月19日

●中国中学生ほっとステイ

昨夜の会議ボイコットした件で、主催者の柳原さんと電話で話し合う。このままの会議体だと成果なんてついて来なくなってしまうので、もう一度原点にかえって人選からやり直したらどうですかと提案させてもらう。名士や役職を集めて組織し、門外漢と言って話を始めるようなことでは駄目。自分の夢を語り合い計画をして見せないと、全部人任せになってしまうし、二重権力構造になると実行部隊が動かなくなってしまうよと言ってしまう。言い過ぎたかな。

本の原稿書きをやっていて書いた原稿で、13番の項目2ページ分を間違って昨日を削除してしまったので、その部分を最初から書き直しになってしまった。書いたことを思い出して書く作業はイメージが残っているのでとても書きづらいですね。午前中書いていた。

寒晒し施設が全面結氷、14時に氷の取り除き作業に出かける。明日は取り出し作業日なのですが、このままにしておくと、タンクに入っている蕎麦の袋が凍ってしまい、取り出しても脱水ができなくなるので、このままではおいて置かれません。今までで一番強く張った氷は写真の通りです。

病院へ丸子のおばさんをお見舞いに出かける。86歳で一人暮らししているおばさんは、跡取りをする子供さんがいないのでこれからを心配してよく眠れないとのこと。困ったことです。後々の事の面倒を甥っ子の私にして欲しいとお願いされた。

伊藤肇さん宅へ中国からくるほっとステイの中学生を受け入れてほしいとお願いに行く。飯田さんの100歳のおばあちゃんの具合が悪く、受け入れに支障が出そうなので代わりの方にやって欲しいと申し入れがあったので伺ったのです。お孫さんが中学3年生で丁度良いし、国際貢献だからねと言って受けてもらえた。良かったです。

本の原稿を書く。

2008年1月17日

●SBCラジオに出ました

9時過ぎ、上田の現場へ出掛け、施主さんが床を張りたいと言ってきたのでお茶を呼ばれながら話し合う。おおよその見積額を呈示しながら検討して頂き、居間を張るより先に、廊下の段差解消工事をやることになった。台所の床も張り替えることになったです。

昨夜送ってあった毎日新聞の募集冊子掲載での原稿を見て、担当の中島さんから帰宅途中に電話が入り、その体験講習会の資料を作り再度送付。忙しい。

12時50分、公民館でSBCラジオの女性アナウンサー斉藤さんと待ち合わせ。余里の寒晒し施設に行って、1時40分から5分間の生放送に出て、寒晒しについて話す。

下に降りて斉藤さんに事務所に寄って頂き話すと、信州せいしゅん村の事をほとんど理解していなかったので活動状況を披露すると驚き、これからは是非ドンドンと寄らせて下さいと云うことになりました。

お帰りになった後、本の原稿作りで大高木さんと打ち合わせ。大筋で方向性を確認。23時過ぎまで執筆。


2008年1月14日

●寒晒しの氷取り除き

午前中はふるさと回帰予備校の教本『納得、ふるさと回帰』の草稿を書く。今週中には書き上げたいので力が入ります。4時過ぎに大高木さんと本の体裁について話し合う。ページ数にこだわらないで減らす部分も有っても良いことにする。分担を決めて書いているので進み具合を確認。

中国の深セン外国語学校から『ほっとステイ』にやってくる中学生受け入れ資料を取りまとめていますが、なかなか資料が集まってこないので、各地域へ連絡をするが、連絡が取れない。

2時から余里の寒晒し施設で、氷の取り除き作業を5人で行う。午前中に取り除き作業に行っても、氷が解けてきていないので無駄になってしまうのでこの時間になります。掛け樋がガンガンに凍ってしまっていて、久しぶりの寒い中での作業でした。幸いに玄蕎麦を漬け込んであったタンクの中は、防寒対策が施してあったので強くは凍っていなかったのでそのままにして通水してみたら無事に放水パイプから水が流れ出してきた。胸を撫で下ろす。

夜7時30分過ぎ、隣町の長和町の『おたや祭り』に女房と出かけてみる。お宮に参拝するときは最高の人出の時間帯でした。姫木平の小金沢夫妻と今年も境内で行き会う。巡り合わせってあるものですね。今年もよろしくと笑顔で挨拶を交わす。山車は5か所、子年に因み、ネズミの嫁入りの場面等が飾られていた。

2008年1月13日

●久し振りの兄弟再開

鈴木さんが朝一番で「寒晒し」をやっているところに架けた遮光ネットの領収書を持ってやってくる。代金を支払いながら、昨夜の『のうのうの会』には出席してもらえなかったので会議の内容を伝える。これからの販売計画で体制を整えて、みんなで広告を作って売っていこうと協力を求め、ぜひお願いしますと快諾を貰う。

信州せいしゅん村のホームページをリニューアルしようと、10時過ぎ息子から電話が入り見直しを始める。以前からやろうやろうと言いながら時間がたっているので、当初計画を見直してみれば今の活動状況と大分違い、驚くぐらい活動が進んでいるなあと実感。計画を練り直して進めていきます。 

お昼に東京のおじさんがお墓参りを兼ねて3人でやってきた。久しぶりの里帰りでお昼をゆっくりと召し上げっていただく。帰ったら入れ替わりに名古屋の弟夫婦が依田窪病院に入院しているおばさんをお見舞いにやってきて、我が家にも年始で来てくれた。近くの弟夫婦も読んで話っぱらう。

ふるさと回帰の本の原稿を書く。ようやく6番目まで進んできた。手間がかかります。

2008年1月 6日

●寒晒し順調

8時に大高木さんと余里の寒晒し施設へ出かけ、今日行う事前作業として排水パンフを外し、排水を行う。帰宅し取り出しや仕込みの資材を準備し、9時30分に他のメンバーもやってきて玄蕎麦2300Kgを軽トラックへ詰め込み、寒晒し施設へ出かける。10時到着(作業終了は15時30分だった)。

今日は総勢15名で、純米酒の方は籾の取り出し作業と脱水するための小分け作業と脱水後、乾燥させるハウスへ運び展開する仕事。そば焼酎の方は玄蕎麦を紙袋から小袋に詰めなおしてタンクに積み、掛け樋に水を掛ける。大仕事の一日でした。

丸子テレビの取材が11時ぐらいから有りメンバーも激写されていたが、誰も気にして避ける余裕がない位の忙しさ。良い画像が撮れたと思います。水曜日には放映される予定だそうです。

『今年のせいしゅん村はどうですか』とインタビューを受け、『ますます忙しくなって、大事な一年になると思います。各地域のやる気のある人が集まって取り組んでいますので楽しみですね』と答えると、『どうして広がったのですか、どこが違うのですか』と再度問われ、『やれる人がやるしかないと気が付き、やりだしている活動ですから動くのでしょうね』と答える。

2008年1月 5日

●ようやく初詣

初詣に行ってきました。上田の「生島足島神社」へ。 毎年元日に詣でているお宮ですが、今年は今日になりました。いつものような待ち時間がなく、無事終えてきました。

昨年のNHK大河ドラマで放映された『風林火山』で紹介されていましたが、甲斐の国の武田信玄が必勝祈願して、起請文を奉納して有る有名なお宮です。私の家から20分ほどのところにあります。

このお宮さんは私たちの「信州桃源郷街道」でもマップの中で紹介していますが、様々な地域活性化活動に繋がる取り組みをしています。昨年も上条恒彦さんや木の実ナナさんのミュージカルをやりました。

ご神体は社の中の中央の大地です。日本中でも珍しい神社だそうです。このあたりに来る人はぜひ寄ってみて下さい。

帰りに明日の『寒晒し』作業の資材を買っていると、地元の有線テレビが取材に来ると言ってきてくれた。ありがとうございます。今年もお世話になります。

2008年1月 4日

●近いうちに一杯やろうな

朝、親父さんの車で昨日やって来たおじさんを丸子へ送っていく。午前中は頂いた年賀状の整理と礼状を書く。郵便局へ出しに行ったら同級生夫婦が椅子に座っていた。(この家の田圃を借りて『寒晒し純米酒、the幸村』のお米を作っています)

私は新年のあいさつをしてから『どうしたの。誰が保証人になるの?』『何言うだ、近いうちに一杯やろう』。『OK、今週中にやろうな』。

14時頃、大高木さんがきて今度の日曜日に行われる「寒晒し作業」の手順を打ち合わせ。帰ったら今度はおじさん夫婦が年始に来てくれた。

お正月だもの人は来ますし、普段できないことがたくさんあって忙しいな。

2008年1月 2日

●快晴です

氷点下8度。快晴ですが「寒晒し作業施設」が心配になって余里へ出かける。「稀酒・寒晒し」「寒晒し蕎麦」を作るべく仕込んでいる施設で、外気温が下がると水路が凍ってしまい、通水がしなくなってしまうので見に行ったが大丈夫だった。

テレビでマンモスの子供が丸ビルで公開されたと報道され、来ていた人へのインタビューで『綺麗ですね』と答えていた。

展示しているところに『地球温暖化の影響で永久凍土が解けてきて見つかった。人間の活動の影響です。注意深く生活し、地球環境を守りましょう』と注意を促しているだろうか?

私たちの寒晒し作業も凍結しなければ楽ですが、反面心配になりますね。